第2次大戦中、ソ連赤軍将校の制式拳銃として配備された『トカレフ』ことTTシリーズ自動拳銃。帝政ロシア時代から採用されていたナガンリボルバーの後継機種として開発され、基本設計はコルトM1911のそれを極限まで簡素化する形を取り、使用弾はナガンと並んで帝政ロシア時代に多数使用されていたモーゼルC96用の7.63mmマウザー弾とほぼ同規格の7.62mmトカレフ弾を採用しているのが特徴です。

　トカレフシリーズの最後期型に当たる『TT33』は、安全装置すら省略するという徹底的な簡略化設計によって部品点数を最小限に抑え、非常に高い生産性と過酷な環境下における優れた信頼性を実現。1951年に後継機種であるPM（マカロフ）に制式拳銃の座を明け渡すまで、ソ連軍将校の良き相棒であり続けました。

この『TT33』を、KSCがブローバックガスガンとしてモデルアップ！ブローバックエンジンは定評あるSYSTEM 7を搭載し、HW樹脂製のスライド/フレームと相まって、高い作動性と迫力あるリコイルを実現しています！

＜製品仕様＞
●全長：195mm
●重量：660g
●装弾数：10発
●作動：セミオート
●ブローバックガスガン